部員ファースト!~ダンス部顧問が部活を語る②~

ダンサーとしても教員としても未熟な自分が日本代表監督までさせてもらえたのは、生徒たち部員たちのおかげと周りの保護者、そして学校の応援してくれる環境にあります。失敗だらけの実体験だからこそ、リアルな部活について現場目線で語れると思います。

前回の投稿まとめ

●部活運営(これは「部員主体」でやるべきです)で大事なこと●

部活を成功させる方法は

      ①部活を「ブランディング化」する

      ②「情報・戦略・仕組み」づくり 

今回はこの中の、「情報と仕組み作り」が大事ということにについて。

●情報について●

強豪校の練習を一度見るのが早いです。できる限り日本一の学校を見るべきです。全国大会では、どんなに時間を割いてでも、中学生に高校生の日本一の学校の練習を見てもらっています。

百聞は意見に如かず。どんな本や理論よりも生で見る迫力と活気、そして考えつくされた効率性を感じ取り生かすこと大事です。

僕はいつもその練習をみて涙ぐんでしまうのです。

何が凄いか?1人1人の本気度とここまでどれだけの練習量を積んでここに来てるのかが伝わる波動のようなものが凄いのです。時間の使い方が本当に効率的であったり、学ぶところ山のようにあります。

前日練習、当日のウォームアップ、出るまでの準備まですべて動作・言動に注目するのです。1つ1つのこだわりが伺えます。うちの部活は練習中に声を出すようになりましたし、短い時間で入り代わりを早くしたり、費用効果も考えるようになりました。

あとは定期的にはプロを呼ぶことも大事です。が、気を付けることが多くて、

・誰を呼ぶか

・何を目的として呼ぶか

を考えないと、楽しかったで終わってしまいます。かえって逆効果なレッスンもあります。お金も時間も無駄になってしまいます。そこは顧問の腕の見せどころといえるでしょうか。「誰をいつのタイミングでなぜ呼んで」指導してもらうか。

●仕組みづくりについて●

キャプテン副キャプテンの存在意義を明確にすることです。自分は今、キャプテン・副キャプテンっていう名称も変えてしまいたいくらいです。だって2つの両輪がまわってこその部活動、チームマネージメントです。これはまだまだ修行中ですが、分かってきたこともあります。

キャプテンは同じ学年をまとめる、意見を吸い上げるのはもちろん、顧問や上級生下級生とも連携できるコミュニケーションにたけていて全体観察ができる生徒がいいと思っています。

副キャプテンは、キャプテンと仲良しすぎにはならない、キャプテンとは違ったタイプの生徒がやるべきです。意見の衝突が起きるならここの2つが理想です。むしろ起きた方がいいと思います、それは本音で言い合えているので。

ここまではなかなかいけていませんが。目標が定まっていて、互いの共通認識はチームを強くするってことがぶれてなければ絶対にいい方向にいくと思います。そこのバランスをみて聞き役相談役が顧問であるべきだと思います。

ある程度、チームつくりはお任せくらいでいいのです。でも、定期的に声は変えたい。調子乗りなら厳しいことをいって( ゚д゚)ハッ!とさせることも大事。逆に自信が持てない場合はやってくれたことできたことは本当に認めたいと思っています。

僕思うのですが、昭和体質な指導を自分も受けてきた古い考えの顧問ってのはついつい出しゃばりすぎてしまいます。無理を言って、信頼をなくします。私もたくさんの信頼を失くしてきました。

だから今更ながらに分かることも多いです。

信頼を失くしたらもう何も支持もへったくれも通りません。

これは担任のクラスを運営していも思うし、現在進行形で悩んでいるとこではあります。顧問が引っ張るのは結果は早く効率的にでるけど、部員に残るものは、学べて社会で生かせるものは少ない気もします。

もちろん結果が出なくて自信を無くしてもらうのは避けなければならないので、ある程度の出る姿勢もいるとは思っています。いつも私は出しゃばりすぎるか、引きすぎるかのどっちかなので、チーム1人1人の特性を見たうえで、バランスをとれるようにすることが必要だと考えています。

ただ、間違いなく言えるのは、顧問の影響力より、キャプテンなど実際に率いる人の影響力の方がすさまじいのが事実です。なので、顧問はしっかりキャプテン副キャプテンを支えるべきだと思います。

というわけで、2回に渡って部活について顧問の立場で書かせてもらいました。自分自身まだまだできていないことだらけなので、修行を積んでいきたいと思います。

この顧問に出会えてよかったと言ってもらえる部員が1人でも増えるように自分ができることを冷静に取り組んでいきます。ありがとうございました。

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